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根付師「陽佳」
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戦国駒シリーズ 第三弾!
「歩兵」、「角行」につづく駒は
「桂馬」
DATA
『 戦国駒 桂馬 』 2016
黄楊 (つげ)
象嵌なし
ヤシャ染め、べんがら
4.2 × 4.1 × 2.3 cm
~ 個人蔵 ~
『 戦国駒 桂馬 』 2016
黄楊 (つげ)
象嵌なし
ヤシャ染め、べんがら
4.2 × 4.1 × 2.3 cm
~ 個人蔵 ~
将棋の駒の「桂馬」を
戦国の世を駆け抜けた
“馬”
になぞらえて根付にしました
戦国の世を駆け抜けた
“馬”
になぞらえて根付にしました
馬鎧(甲冑)を身に付けたその姿は、
戦国武将にも引けを取らない存在感です
戦国武将にも引けを取らない存在感です
長いたてがみは、甲冑の邪魔にならぬよう
“ 編み込み ” に!
“ 編み込み ” に!
今回は「桂馬」の馬の文字から、
ストレートに馬を連想し、
戦国武将同様に甲冑を身に纏わせました
ストレートに馬を連想し、
戦国武将同様に甲冑を身に纏わせました
実際、戦国時代から江戸にかけて、
馬鎧(甲冑)は実在していましたが、
やはり重さや動きにくさなどから実戦向きではなく、
威嚇や装飾的意味合いで使用されていたとか・・・
馬鎧(甲冑)は実在していましたが、
やはり重さや動きにくさなどから実戦向きではなく、
威嚇や装飾的意味合いで使用されていたとか・・・
当初は鎖帷子のように重かったようですが、
だんだんと軽量化され、
革のパーツを麻布に縫い付けたタイプが
主流となったようです。
今回はそれをベースにイメージを膨らませ、
甲冑っぽくアレンジしてみました
だんだんと軽量化され、
革のパーツを麻布に縫い付けたタイプが
主流となったようです。
今回はそれをベースにイメージを膨らませ、
甲冑っぽくアレンジしてみました
“馬面”と呼ばれる、
馬の顔に付ける鎧は、
武将の兜さながらに、
文字飾りをつけています。
馬の顔に付ける鎧は、
武将の兜さながらに、
文字飾りをつけています。
東欧では、馬の身を
草原の中に隠す為に座らせる馬術が
古くからあるとか・・・
その姿をイメージして駒の上に座らせてみました
銘は実際の将棋の駒の銘と同じ場所に
将棋の駒では珍重される『虎斑(トラフ)』紋
御蔵島の黄楊材を使い、
ちょうど駒の表にトラフが出るような構図に
今回で3つ目の戦国駒シリーズ、
全ての駒がそろうまでまだまだ先は長そうです。
どのように表現するか考えるのが大変でもあり、
また楽しくもあり、それが面白くて堪りません。
◆次回は・・・未定です。。
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気が付けば、カエルがこんなに・・・
差根付 『 茶杓 青かえる 』
2004 鹿角
~個人蔵~
根付 『 花の雨 』
2006 象牙
~個人蔵~
根付 『 お玉蛙 』
2007 象牙
~個人蔵~
2007 象牙
~個人蔵~
根付 『 芭蕉三句 』
2008 黄楊
*「第一回現代木彫根付公募展」最優秀賞受賞作品
2008 黄楊
*「第一回現代木彫根付公募展」最優秀賞受賞作品
提げ物前飾 『 蛙 ルアー 』
2008 象牙
~個人蔵~
~個人蔵~
提げ物前飾 『 泳ぐ蛙 』
2008 象牙
~個人蔵~
2008 象牙
~個人蔵~
詳しい個々の作品解説は改めてアップさせていただきます。
今回は2004~2008年までざっと!
◆次回は、カエル図鑑その2、もしくは・・・