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根付師「陽佳」
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歌舞伎好きです。
歌舞伎十八番の演目の一つ、
「助六由縁江戸桜」の助六を根付にしました
「助六由縁江戸桜」の助六を根付にしました
DATA
「歌舞伎十八番 助六」2020
3.3 ✖️ 3.7 ✖️ 1.8 cm
〜個人蔵〜
歌舞伎は江戸時代から人気のエンターテイメントで
当時の浮世絵にも数多く描かれ世界的にも有名ですが、
もちろん根付の題材としても人気があり、
多くの根付師の手により
さまざまな歌舞伎根付が創られております。
当時の浮世絵にも数多く描かれ世界的にも有名ですが、
もちろん根付の題材としても人気があり、
多くの根付師の手により
さまざまな歌舞伎根付が創られております。
実はひそかに?歌舞伎好きなもので、
2009年の「歌舞伎十八番 象引」を皮切りに
私なりの歌舞伎根付をいくつか創っておりますが、
ここ数年の介護生活で
なかなか創ることができませんでしたので、
本当に久々の歌舞伎根付の新作となりました。
2009年の「歌舞伎十八番 象引」を皮切りに
私なりの歌舞伎根付をいくつか創っておりますが、
ここ数年の介護生活で
なかなか創ることができませんでしたので、
本当に久々の歌舞伎根付の新作となりました。
歌舞伎の衣装は舞台で映えるように
華やかな色彩が常でありますが、
あえて助六カラーの紫は用いず、
昔から根付の染めに使われている
“ヤシャ染め”だけを使い、
掛け合わせる媒染の組み合わせと
彫りの変化で
衣装の質感とコントラストを表現しました。
華やかな色彩が常でありますが、
あえて助六カラーの紫は用いず、
昔から根付の染めに使われている
“ヤシャ染め”だけを使い、
掛け合わせる媒染の組み合わせと
彫りの変化で
衣装の質感とコントラストを表現しました。
「隈取り」と
腰の「牡丹の根付」の
紅色のベンガラが、
華やかさを出すとともに
全体の色調を引き締めています。
腰の「牡丹の根付」の
紅色のベンガラが、
華やかさを出すとともに
全体の色調を引き締めています。
根付は置物と違い、
腰に提げ、
そして掌で愛玩する実用美術品でもありますので、
全角度から楽しめるよう
「スキなく」彫刻を施します。
舞台ではなかなか見ることのできない
足裏の部分も想像とデフォルメを駆使して彫っております。
根付ならではの
工夫やポイントや隠し技?、
苦労した点などの詳しい解説は、
今後は閲覧しやすい別の形でまとめて発信したいと思い、
ただいま「note」を製作中でございます。
こちらのブログでは作品紹介を中心にすることで、
マメに更新をしていければと思っております。
note開設いたしました!
こちらからnoteのページに入れます
根付師 陽佳 YOKA Mukaida
note.com/netsuke_artist/
マメに更新をしていければと思っております。
note開設いたしました!
こちらからnoteのページに入れます
根付師 陽佳 YOKA Mukaida
note.com/netsuke_artist/
◆介護ブランクも少しずつ乗り越えてきましたので、今年は以前のようなペースでブログを発信していきたいと願い、
まずは年賀状にもいたしましたこの「助六」を皮切りに、
新たな思いで再スタートさせていただきます。
まずは年賀状にもいたしましたこの「助六」を皮切りに、
新たな思いで再スタートさせていただきます。
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