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根付師「陽佳」
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美しい日本の四季を
「根付」
で表現してみようと…
水ぬるむ春、
櫻の花びらが舞い降りる池の鯉を
掌で愛でる
根付にしました
櫻の花びらが舞い降りる池の鯉を
掌で愛でる
根付にしました
DATA
春の池『 櫻鯉 』2006
象牙
象嵌:鼈甲・金箔・夜光貝
ヤシャ染め
3.0 × 5.5 × 1.7 cm
〜 京都清宗根付館 所蔵 〜
春の池『 櫻鯉 』2006
象牙
象嵌:鼈甲・金箔・夜光貝
ヤシャ染め
3.0 × 5.5 × 1.7 cm
〜 京都清宗根付館 所蔵 〜
全身に見事な鱗をもつ真鯉
たくわえる髭もまた立派です
楽しくて夢中になって彫った鱗の数、
ざっと数えると
約300枚はあるようです
背びれには一枚の櫻の花びらを
夜光貝を切り出して象嵌することで、
池に浮かんでいる花びらをその身に纏う
「櫻鯉」
を表しています
「根付」は腰の帯に引っ掛けて使う
すべり止め(ストッパー)なので、
帯の上でクルンと跳ね上がるような姿で留まるよう
紐穴を開けていますが
身につけてない時も楽しめるよう
しぶき立つ水紋をイメージした台座を作り、
水面に跳ね上がった鯉の躍動感あふれる姿を
色々な角度から眺めることが♪
すべり止め(ストッパー)なので、
帯の上でクルンと跳ね上がるような姿で留まるよう
紐穴を開けていますが
身につけてない時も楽しめるよう
しぶき立つ水紋をイメージした台座を作り、
水面に跳ね上がった鯉の躍動感あふれる姿を
色々な角度から眺めることが♪
水紋の台座にも、夜光貝で櫻の花びらを象嵌することで、
鯉の背びれの花びらとともに
春の池のイメージを一層際立たせています
2006年当時はまだ画素数の低いカメラしか持ってなかった上に、撮影も本当に下手で数枚しか記録写真が撮れていないのですが、データーをパソコンに取り込みデジタル現像できるようになったので、何とかここまでみれるレベルにできました。
他にまだ数枚画像が残っているのですが、そちらもデジタル現像しnoteの記事にアップする予定です。
◆色々な作品についての制作余話などはnoteの記事にてお楽しみいただけます
noteのページへはこちらからどうぞ
根付師 陽佳 YOKA Mukaida
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